浮気調査の注意点

浮気調査の注意点

探偵に浮気調査を依頼する時。先ず念を押して置くのは調査をしていることを絶対に相手に看破(見破られる)されないことを前提とした約束をしておくことが必須です。当然、我々探偵はそこに比重を置いて調査に臨みます。探偵側としても看破されると、その後の調査に相当な支障をきたします。かと言って、臆病になり過ぎていては証拠は撮れませんので、一定の微妙な距離間を取り、相棒探偵と阿吽の呼吸で調査を進めます。ここが探偵のセンス・スキルが問われるところです。
また、依頼者さんにとっても大変なリスクを負うことになります。料金の高低差は各探偵事務所で全く違いますが大手だから料金が高いから良いとも小規模な探偵事務所だから悪いともここでは言いませんが、看破された時にどうするのかを、契約時にキッチリと条件付けし契約書の『特記事項』に付け加えてもらうことが賢明でしょう。

そこに重きを置いている依頼者さん。また何等かの条件を付けることによって、少なくとも探偵事務所はシッカリとした探偵に担当させるでしょう。同業他社のシステムは各々違うでしょうが、弊社にあっては何等かの警戒行動を感じると、決してムリはせず最悪、見失っても仕方の無い程の距離感、相棒との入れ替えをしながら、それでも現場判断で「このまま行くのは必ず支障をきたす」と感じた時には「外す」といって、調査対象者に見えるように、(状況にもよりますが)違う駅。違う道に進んで行き。対象者に「ん..。勘違いかな?」と思わせて。2~3日冷ませます。人間は日々色んな情報の中で忙しく生活をしていますので、3日も前の小さな出来事は忘れてしまいますので、全く違う探偵と交代し(状況によっては子供や犬等も使います)調査を完遂させます。過去に尋常じゃない対象者や、ワザと夫に探偵をいれさせ、その網の目を潜りながら浮気を繰り返す、チョット凡人には想像外の人もいましたが、直ぐにフェイクと見破り完璧な写真を撮ったことも有ります。

そんなこんなで、探偵は看破されることが一番の失態ですが、そこでどうするのか?手を上げてしますのか。そのまま、調査対象者に腕を掴まれるまで追うのか。一旦、引いて作戦を組み直すのか。そこで、お金儲け最優先の探偵事務所なのか、プライドを持った探偵なのか。当然、会社を運営して行く上で、お金は大事なものですが弊社は探偵の矜持にかけてその都度、想像を巡らせ色んな発想のもと必ず完結して来ました。

 

次に「証拠が撮れなければ0円」と謳ったHPを目にしますが、ここに大きな落とし穴が有ります。「只より高い物はない」のことわざが有る様に、探偵業界を知らない人は騙せても、同じ探偵業者の目から見ると、そんなことは物理的に不可能なのです。そんなシステムを導入するとたちまち倒産の憂き目に遭うのは火を見るよりも明らかなのです。確かに弊社でも一度だけ、料金を全額返還したことが有ります。それは、1日だけの浮気調査を受任した時。早朝、事前に予備調査(現場の下見と対象者の顔の確認)を済ませ。依頼者さんの希望調査日当日に現場で張り込みを始めました。依頼者情報より、30分近く早く調査対象者が現れた。1人は車、2人で尾行の計3名の段取りでした。調査の多くは依頼者情報よりも調査対象者が出て来る時間は、ほとんどの場合遅い傾向にありますが、それが全てでも有りませんので、シッカリと調査対象者が出て来る場所は注視していましたが、尾行班の探偵1人が、他案件の依頼者とタマタマ電話をしている時に調査対象者が出て来た。もう1人の尾行班探偵がすかさず後を付いていったので、電話をしていた探偵は「接触者と会う場所も分かってるから」と、つい高を括って先に追いかけた探偵に、任せてしまった。その追っている探偵はもう1人の相棒が後ろから追いかけてくれているものと疑わず、調査対象者が行く目的地の電車のホームに先に入ってしまったが、待てど暮らせど調査対象者は現れないと云うことで、事態は急変。ホームに居た探偵はすぐさま電車で目的地に向かい、残った探偵2人は車で目的地に向かい。待ち合わせ場所である東京駅の『銀の鈴』周辺を隈なく探査するも、待ち合わせ時間を過ぎても一向に調査対象者は現れない。
(結果、待ち合わせ場所は変更されていたことが判明)

これは、完全なる弊社のミスであり。依頼者に電話をし「これは100%我々のミスです。直ぐにお預かりしたお金を返金致しますので口座番号を教えて下さい」と陳謝し、その日のうちに全額お返しをしました。

しかし、探偵3名の給与(時間給)は支払わなければならないので、全くの赤字ですが、どんな言い訳も出来ない初歩的なミスを犯してしまっては返金は当然だと思って居ります。

 

弊社も何十年と、探偵業を営んで居りますがこんな失態は初めての経験でした。当然、失尾(見失う)することが過去に無かったと云えばウソになりますが、探偵以外の方にも云えることですが、失敗を重ねて今がある。おかげ様で現在ではほぼミスの無い調査が出来る様になるのです。

そんな、ミスで返金するのと「証拠が撮れなければ0円」とでは、本質的に違います。依頼者の思い過ごし・調査を始めた頃にその不倫は終わっていた。・依頼者の希望日に不倫をしている調査対象者と接触者(浮気相手)がたまたま会わなかった。こんな事は探偵業界では日常茶飯事です。

それで、全て返金に応じる等は上述した様にたちまち倒産してしまいます。「証拠が撮れなければ0円」の謳い文句で一旦、お客さんを呼び込みその上で曖昧な説明をし「ウチも0円と云うリスクを取る」と云う名目できっと料金も弊社等から比べれば途方無い料金設定になっているでしょう。

ま、あくまでも可能性、弊社なりの見解であることも付け加えて置きます。

探偵東京・浮気調査<足立区本社>の青木ちなつ探偵調査へ>

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