緊急事態宣言が明けた日

緊急事態宣言が明けた日

 

昨年の2020年 1月頃から”じわりじわり”と浸み込んできた経験したことのない疫病。これによって様々な不幸が日本どころか世界中を狂わせた。あれから1年半の歳月を経た今 先進国では元の暮らしを取り戻し始めて,我が日本国も遅ればせながらようやくワクチン接種がはじまった。そして昨夜 3度目の緊急事態宣言が明けて少しの光明が差し込んできているように見えるが,はてさてどうなることやら。

 

来月に迫った東京五輪。折角この見えかけた一筋の光を消す可能性もあるのに強行するとのこと。消えることがなくとも中止する選択をしなかったことで,例え1人でもこれによる罹患者が出ることは疑う余地のない事実。

 

政府は,患者の生き死に或いは後遺症などの苦しみよりも東京五輪開催を選んだ。

 

【新型コロナウイルス】

この騒動がここまで長引いたのは,ウイルス感染してからゾンビの様にすぐにそれを知らせず。潜伏期間が長いことが最たる要因。姿が変わって行くまでに5日~7日程度のタイムラグがある為,その間にそこかしこに菌をまき散らす。

 

 

感染して1~2分で鼻血が滝のように流れでて止まらないとか,目が飛び出るとか一目瞭然であれば,政府も東京都も,もっと緊張と恐怖から緊急な対策があったかもしれないし,一緒だった可能性も日本政府ならば十分に想像できる。さすがに,『アベノマスク』の発想はなかっただろう。

 

なにもかもが中途半端過ぎた。極端に恐怖を煽るメディア。一方で「コロナはただの風邪」と声高に半笑いでバカにする人達が混ざり合う。なにがホントなのかは各々の価値基準でしょうが,神経質になってると「コロナ脳」って言われ,あまりそこに言及できないコトもまた中途半端さがそれを生んだ。

 

「ただの風邪」と言うのはよーく理解出来ます。それぞれの立ち位置によって希望的観測が思考の矢印を変えてしまう。過剰な騒ぎをすることによってその弊害を受ける職種の方々の被害は甚大すぎる。

 

今更,私がここで語る必要も無いほど皆さんもご存じの通り。飲食・観光業の方々。またそれに付随する業務の人達は,感染で死の淵を彷徨った人と同じくらい,悩み苦しんでいるのが現状ですからそうなるでしょう。しかし,実害を被っていない著名人や学者さん。それ気取りの分かった様なコトを半笑いで話す人達の神経が私には理解出来ないのです。そんな話は居酒屋でするべきで,電波に乗せて発信するのはどうかしている。現実に亡くなった方々の遺族の前でまた,自死した方々の前で同じことが言えるのか。

 

なかには風邪信者の「なんちゃらをぶっ壊す」で名を馳せたYoutuberがコロナに感染して涙を流しながら放送していた。

 

「欧米に比べて死人が少ないのに騒ぐな」この理屈は死者の尊厳をあまりにも軽んじすぎ。ご遺族の前で「風邪をこじらせてお気の毒ですね」と言えるものなら言ってみろ。漫画家の某小林よし〇り氏は「ようやく死人が1万人」

 

某高橋洋〇氏は「さざ波」と称した。それをマスクしながら語ったり,きっとワクチンも打つんでしょう。

 

何が言いたいかというと,おそらく今年の年末には落ち着いてくるだろうこの問題で浮彫りになったことを総括すると。騒ぎすぎのマスコミと,優秀ぶってる『ネトウヨ』(あまり定義が良く分からない)達の無礼な振る舞い。そして一番のボンクラは国家を預かっているオッサンとオバサン達。

 

ま,彼ら彼女等を選んだのは我々なんですがね。

 

とにかく,今回のコロナ騒ぎの後は我々探偵業もそうですが,一部の業種以外はとんでもない不況の波に飲み込まれるコトを覚悟しておかなきゃです。そして探偵らしいことを付け加えるならば・・・。

 

テレワークが終われば溜まっていたストレスの開放から街には不倫カップルが蠢き出しますので要注意です。

 

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