
付き合っているのか親しい異性の友人なのか、その線引きが曖昧な場合、各々の価値観において、それが浮気と位置づける方もいらっしゃいますが、法律的な不貞行為とまでは云えません。
それが現実的な肉体関係に及ぶまでに、浮気調査など、何等かの手段を講じて、目を覚まさせなければいけません。
各々違いはありますが性交渉を持つ前だと目が覚めやすい確立が多い様に思います。

今、このページを見ている方は、おおよそ何かしらの疑いをもっていることでしょう。しかし、全くの見等違いの場合もあります。短絡的な行動は二人の関係性に亀裂が入りますので、冷静に行動されることをお勧めします。
浮気をしている人間には上記したような幾つかの傾向があります。
その傾向が幾つも重なりあった時に、手遅れにならない様、積極的に分析して、本当に心許せる友人や探偵社などの浮気調査無料相談窓口などに電話し、浮気調査のプロへ相談してみましょう。
※無理やり仕事を取ろうとする探偵社に相談した場合、例え何もなくとも「絶対に浮気している!」等と、その気にさせられることがあります。ご用心ください。

「自分はどうしたいのか?」が重要です。
単純に「浮気をやめさせたい」「浮気相手を懲らしめたい」や、「相手から慰謝料を取りたい」「離婚してしまいたい」や、「まぁ、仕方ないか」など、相談者の方々は各々で目的意識が異なります。
「浮気は今に始まったことじゃないし・・」と、別段拘ってもいないと云う方はこのページを恐らく読む事も無いかと思いますが、もしそんな方がこれを読んでいるとすれば、それは「強がり」で自分を誤魔化しているだけなのかも知れません。
夫婦や恋人関係にあって、浮気をされて気持ちのいい人なんて居ないはずです。
今、あなたが動き、浮気調査などをするのも、ひとつの選択肢です。それで浮気が無いと云う結果が出る場合もございます。

専門家による浮気調査とは別に、ご自身でやっておくことをお勧めします。
■方法1
携帯、PCメールのチェック(ほとんどの場合携帯メールが主流)
出来れば怪しいメールはプリントアウトしておく方がいいのですが、できない場合にはメールの内容をカメラで写しておきます。(デジタルカメラや使い捨てカメラで大丈夫です)
携帯にロックがついている場合については後述します。
■方法2
相手の行動をチェックし、日記等をつける。(日記は調停や裁判において有効な証拠になります)
カレンダーに帰って来た時間等を入れるだけでも構いませんが、出来ればその日の自分の心の動き(喜怒哀楽)等を正直に書き込んでおくのも良いでしょう。
■方法3
上記のメールや日記帳から当人の動きを探る。
怪しげな動きがあった曜日等の共通性を割り出します。
共通項がどうしても見出せ無いランダムな場合にも日記は証拠能力が高く、後々繋がって来る可能性が高いのでそのままつけ続けます。
怪しいと思う物を見つけた場合には何でも構いませんので取り敢えずコピーしておきます。
■方法4
概ね怪しい日の検討がつけば、探偵社に相談し、その日を狙って浮気調査依頼。
調査報告書には必ずビデオ撮影や写真にハッキリと調査対象者(配偶者と浮気相手)と識別できて不貞の証拠となるだけの物が必要です。
そして、浮気相手の氏名、住所、職業、家庭環境等も調べておく必要があります。
※メールが削除されていたり、日記でも全く想像がつかない場合には探偵社とゆっくり相談し、アドバイスを貰って相互間で期間や料金等に納得がいけば探偵社に任せて調査依頼をします。(上述したメールのロックに関しては探偵社に相談すれば解決出来ます)
■方法5
これで浮気(不貞行為)の立証はできますが、それを持って自分がどうしたいのか?を考えてください。
Ⅰ.離婚までは考えていないが、これを持って浮気を止めさせたい。
Ⅱ.浮気相手を不貞行為で訴えて慰謝料請求をしたい。
Ⅲ.離婚して子供の養育費や慰謝料をもらい社会的制裁を受けさせ自分の第二の人生を考える為に双方を訴える。
以上が概ね浮気の立証をする為の主たる3大理由ですが、Ⅰの場合には然程徹底した浮気調査は必要無く、浮気調査で探偵が掴んだのVTRと写真だけあれば目的は達成されるでしょう。
ⅡまたはⅢの場合には、徹底した調査が必要になります。又、場合によっては弁護士とも相談しながら進行させることが賢明です。

夫婦関係を解消するには、互いの協力の下で作って来た「家庭」を考えなければなりません。そこにはお子さんのことや財産分与、親権、養育費、慰謝料…云々と、クリアしなければならないことが山積しています。
高校生の恋愛解消のそれとは明らかに違うエネルギーを必要とします。
夫婦のいずれかが、大きな気持ちを持って片方の云うことを全て丸抱えで了承してくれれば、内々の話し合いだけで解決しますが、離婚を前提とした話し合いの中では、浮気調査等をして確たる証拠保全をしておかないと、そう簡単には離婚できません。
ましてや、浮気が原因でそうなった場合には互いに譲れないものが必ず出てきます。
浮気が原因で離婚することは、法律的にも認められております。将来的に有利に離婚したいのであれば、それ相応の浮気調査をして事実関係を証拠として持っておいた方が断然有利にことは動きます。
いくら口約束をしていても、別居を始めたり、離婚調停や、裁判までもつれ込んでいった場合にその証拠が力を発揮します。

極端な話、何十年も前に浮気があり、浮気調査をしたけれども、それを許して、その後平穏無事に暮らして居た場合、急にその浮気調査報告書を持ち出して離婚請求をしても、それを裁判所が認めることは難しいでしょう。それは、後述する消滅時効が成立するからです。
もしも、現在違う事由(DVや借金、生活を著しく脅かす過度なギャンブル等々)又は相手が違う異性と浮気を犯しているなどの場合、その何十年も前の浮気の事実を付け加えても離婚請求事由に少し重みを付ける程度でしょう。
当然、当時の浮気相手への慰謝料請求もできません。
※不貞行為の消滅時効は、その浮気を知ってから3年とされております
年月が極端に過去のものでない場合、たとえその場で許していたとしても、以来そのことが原因で夫婦関係が修復できない場合には、離婚請求や慰謝料請求ができます。

心情的には分からなくは有りませんが、法的解釈で云うと相手がしたから自分もしたと言う理屈は有りません。
「殴られたから殴り返してやった」
「家に火をつけられたから、相手の家も燃やしてっやった」
これらは報復、復讐の動機だけに過ぎず、ひとつの犯罪として法律で罰せられます。
浮気も同じで、刑事罰こそ無いものの民事事件としては「不貞行為」として立派な不法行為ですので、自分が受けた痛みと同一の報復をする為に、不法行為を犯すことは、正しい選択ではありません。
殴られても、家に火をつけられても、浮気をされても、その報復はあくまでも法律にのっとり、司法の場へ委ねるか、若しくは夫婦間で話し合うしか有りません。
正しい手段、方法を良く理解し感情に流されずに物事を進めていけば、おのずと結果はついてくるはずです。

別居の理由によって、様々な見解があります。
■見解①
単身赴任のような夫婦家族の了承が有る場合には生活の糧として別居を余儀なくするのですから当然浮気をすると不貞行為に該当します。
■見解②
お互いの意思が離婚すると言う前提をもとに別居している場合は、戸籍上はまだ夫婦であっても夫婦間の関係は破綻している状況ですので不貞行為とは言えませんが、その浮気相手が別居以前からの関係の場合には不貞行為に該当します。
■見解③
「家庭内別居」の場合、「一方の勝手な言動によるものでそうなった」場合には浮気は不貞行為になります。
しかし、双方の意思に基づいて長年夫婦生活が無かったり、生活費の管理も別々で、極端な話、お互いの浮気を容認している場合などは「婚姻関係が破綻している状態」となる場合、不貞行為に該当しないことがあります。

一度風俗へ行っただけの場合、法的には不貞行為とまでは認定されにくいでしょう。また、その配偶者の概念によっても大きく左右されます。
何度話し合ってもその風俗通いが治らない場合には、しっかりと浮気調査をして証拠を掴めば「婚姻を継続し難い事由」になり離婚請求ができますが、その風俗店や風俗嬢に対して慰謝料を請求はできません。
しかし、特定の風俗嬢とプライベートな場所で、金銭や物品での性交渉の契約無しに(売春、買春)肉体関係を継続している場合には不貞行為が認められ、その風俗嬢に対して慰謝料請求が可能です。