岩手県矢巾町のJR矢幅駅で中学2年の村松亮君が列車にひかれて死亡した事件。
事件発生の2ヶ月前から担任教師との連絡ノート(生活記録ノート)にイジメられているということを書いていました。
大手新聞社によりますと、「なぐられたり首しめられたり悪口を言われた」「体操着や教科書がなくなった」など、イジメられている事実を担任に訴えていました。ですが、担任のはぐらかした対応により、村松亮君はさらに孤立。
最悪の事態が起こってしまいました。

神奈川県川崎市の河川敷で、中学1年生になる·上村遼太さんの遺体が見つかった事件。上村さんを殺害したとして、18歳の少年ら3人が殺人の疑いで逮捕された。3人は地元の少年グループのリーダー格と仲間とみられています。
上村さんが年上のメンバーから使い走りのように扱われ、その後、暴行を受けるようになり、グループを抜けたいと周囲に相談していた。
こうした目撃情報やメッセージについて学校を含む周囲の大人には伝わっておらず、事件を未然に防ぐことができませんでした。

広島県呉市で、16歳の無職少女がSNSアプリ「LINE」上での口論をきっかけに元同級生の16歳の少女を暴行、殺害し、遺体を呉市の山中に遺棄した事件。ことの発端は7月12日、少女が警察署に出頭、「友人と山に行き、殺して遺体を捨てた」と自首したことにより事件が発覚しました。
殺害の動機は「無料通話アプリのLINEで悪口を書かれて腹が立った｣とのこと。少女は一貫して「1人でやった」、「被害者少女と2人で山へ行った」などと供述していましたが、供述内容に矛盾した点があることから、県警は協力者がいるとみて捜査し、新たに6人の男女が逮捕されました。6人のうち5人は16歳で無職。1人は21歳の成人男性でした。

滋賀県大津市内の中学校の当時2年生の男子生徒が自宅で自殺するに至った事件。
複数の同級生が体育館で男子生徒の手足を鉢巻きで縛り、口を粘着テープで塞ぐ行為や被害者の自宅から貴金属や財布を盗むなど、執拗ないじめを行なっていました。被害者は自殺前日に自殺を仄めかすメールを加害者らに送ったが、加害者らは相手にせず、男子生徒は10月11日、自宅マンションから飛び降り自殺。被害者の自殺後も加害者らは自殺した生徒の顔写真に穴を空けたり落書きをしたりしていました。学校と教育委員会は自殺後に、担任を含めて誰もいじめの事態に気付いていなかった、知らなかったと一貫して主張しています。