
不倫のあらゆる現場 ①
近年”文春砲”なるものが,著名人達を震え上がらせています。その見出しは【浮気】というよりも【不倫】の方が定着した感がありますね。一昔まえに石田純一さんが「不倫は文化」と言ったことが始まりなのかなぁ?なんて勝手に思ってます。
ネットでの検索ワードも「浮気」よりも「不倫」「フリン」の方が検索数が多いんです。でも,東京の探偵社のホームページをみても絶対数で「浮気調査」と書いてあります。どっちゃでもイイといえばイイんですがね。
さてさて,本題に入ります【不倫のあらゆる現場】というのは・・。一般の方が『探偵の不倫調査』と聞くと。不誠実な不倫カップルが,食事してほろ酔い加減でそのままラブホテル・・。あるいはチョイセレブな方なら小洒落た高級ホテル・・。と想像されるかと思いますが。
たまに依頼者さんから「浮気現場は2回なけりゃダメなんでしょ?」「ビジネスホテルはダメでしょ?」なんていう質問があるのですが,それには理由があって。
我々,探偵が不倫調査の依頼を受けた時 ホテルのでの逢瀬(不倫現場)なら,ホテルの『入』と『出』 後は2人のツーショットと,その不倫相手の自宅・氏名を特定するのがミッションなんですね。現代社会ではネットで色んな情報が出ているし,同業他社は基本的に時間単位の課金方法で受けてるので依頼者さんは,他社に電話や面談をしてそれを鵜呑みにしているケースが多いんです。それじゃ何故 時間単位課金方式の探偵社がそういうか?簡単に説明すると。
中堅の探偵社で1時間25,000円~30,000円。大手では 高いところだと1時間50,000円。ということは,調査時間が長ければ長いほどを儲かる。至極 当たり前な話しです。ですから,「ホテルは2回」理由は「2人の継続性や親和性を立証しなけりゃいけない」と説明するのです。確かに間違いでは無いんです。証拠はあればあるほど良いに決まってます。しかし,客観的に見て肉体関係をもつ為にその場所に入った。ということを状況や撮れ高にもある程度左右されますが,基本 1度証明すれば裁判で負けるコトは無いのです。ただ,いずれかの自宅ならば宿泊している事実を撮らなくてはいけません。数時間相手の家に入っただけではなかなか難しく,宿泊の無い 出入りだけならば内容にもよりますが2~3回は撮らなくてはいけません。1度だけなら普通に生活をしていて他人の家にお邪魔するコトってありますよね。
それが例え異性だったとしても,1回だけの数時間をもって必ずしも性交渉があったとはイイづらいんです。だって家の中の様子までは撮れないですからね。「トイレを借りに入ってそのまま話し込んでしまった」「近所の目があるから家でお茶を飲みながら相談を受けていた」等々いくらでも言い訳が成立してしまいます。しかし,それが頻繁に出入りしていて2人きりの空間であることが証明出来れば,不貞行為は認定されるのです。それには当然ツーショット等で「手を繋いでいる」「キスをしている」とにかくイチャイチャしている写真があればより効果的ですが 基本的にそういったカップルは,シッカリとそういうことをしてくれるんです。
「それならラブホテルでも人生相談してた じゃダメなん?」 それがダメなんです。ラブホテルは性交渉をする目的で存在すると裁判所は認識しているからです。ま,当然ですよね 一般の方でもそういった認識ですから例えホテルで性交渉がなかったとしても1発OUTです。これはビジネスホテルもしかり。違いといえばフロントでチェックインしている映像が撮れればもっとイイですが,レストランも喫茶室もない小さなシティホテルであれば,入・出を撮れば問題ないでしょう。
後,なんと言ってもやっかいなのは車の中。いわゆるカーS○Xです。「そんなもの見たこと無い」って方がほとんどでしょう。国道に車を停めてするワケではありませんから・・・。
これは実録も交えて次回の不倫のあらゆる現場②に続きます。
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