探偵に依頼する際の注意点
〜料金〜
探偵事務所への依頼には大きな金額を要することがある、ということをご存知の方は多いのではないでしょうか？
では、具体的にどのくらいの金額を払う必要があるのか、をご存知の方はいらっしゃいますでしょうか？
もちろん、依頼内容によって大きく異なりますので一概にお伝えすることはできませんが、ご依頼される前にしっかりと調べておくべき注意点を、今回は料金という点でお伝えしていきます。
まず、ご依頼内容について期間と目的をはっきりさせ、明確な契約書を作っておく必要がございます。
なぜなら、契約内容を明確にしておくことで、成功とみなす基準、契約書、総額、追加料金、キャンセル料といった詳細を決めておくことができるからです。
全てがあやふやのまま明確な書面もなく調査がスタートしてしまった場合で、悪質な業者相手に大きな損害を出してしまったという例も実際に存在します。このような事態を事前に避けるためには、こういった対策をしておくことが必要です。
調査内容によっては、期間が長引いたりなど当初予定していなかったトラブルは起こってしまうことがあります。最初に決めておけることはしっかりと決め、その契約書に基づいて、続行するかどうか、などのご判断をしていくことがオススメです。
次に、探偵に依頼する際の注意点〜業者選び〜
浮気調査、素行調査など、探偵事務所への依頼内容は様々ですが、どれも失敗の許されない内容ばかりです。
失敗しないための優秀な探偵を選ぶには、やはり優良な業者選びが重要になってきますよね。
前回は料金を騙し取られないための注意点をお伝えしましたが、今回の記事では業者選びをする際の注意点について書いていきます。
まず、確認しなければならない点としましては、探偵事務所の所在地です。
事務所を構えず、トラブルが起きたら、行方をくらませるといった可能性も考えられるため、事務所を持っているかどうかという点は、信用できる業者であるかの判断としては非常に重要であると言えます。（現在は、こう云ったことは稀ですが廃業していまう業者は多々有ります）
また、信用に値する取引先を有しているかという点も見ておく必要もあるでしょう。
調査の結果、裁判が必要になるケースが多々あるため、弁護士事務所との協力が必要になる可能性の高い分野です。
そのため、弁護士事務所との提携がうまくできている探偵事務所は様々な案件、状況に対応できるノウハウを持っている可能性が高いでしょう。
平成19年から施工された『探偵業の業務の適正化に関する法律』にて各事業所には、各都道府県別の公安委員会から発布される『探偵業届出証明書』が契約する探偵事務所に掲げられているかが、先ずそこを確認することが最低条件ですので、契約の際には出来る限りその探偵事務所へ行って契約されることをお勧め致します。
かと云って、例え『探偵業届出証明書』が掲げられていても、料金等の条件を明確に契約書に書いてもらいましょう。
次に、探偵に依頼する際の注意点
〜１日だけの依頼〜
探偵への依頼には人と時間を要するため、多額の費用が必要になります。
しかし、どうしても自分一人で解決できない問題が発生した際には、探偵事務所への依頼が必要になることもあるかも知れません。
探偵に頼めば解決できるかも知れないのに、という問題を抱えている方も少なくないのではないでしょうか。
そこで、長期間の調査による費用を防ぐため、１日だけの依頼をされる方もいらっしゃることをご存知でしょうか？
今回は、そのような１日限定の依頼をする際に注意すべきポイントについてお話ししていきます。
浮気調査という依頼を例に挙げてお話ししていきますが、最も大きなリスクとしましては、空振りのリスク、というものがあるのです。
つまり、調査結果で成果が全くなかったということですが、浮気調査の場合、確実に相手が動く日程をご自身で見定めておくことが必要になります。
もし、相手の方が普段通りの生活をしていた場合でも費用はかかってしまいますし、ご自身の心にモヤモヤだけが残った状態になってしまいますよね。
よく、結果が出なければ0円と謳っている探偵事務所がございますが、非現実的に思います。何名もの探偵が動いて、調査対象者がその日浮気をせずに、まっすぐ家に帰った。それで、0円というならば経営は成り立ちません。例えそれがホントだとすると、成功した時の料金がとんでもない料金であると思います。
今までで探偵に依頼する際に気をつけておくべきポイントについてお伝えしてきましたが、依頼内容によっては、ご依頼者様のご協力が必要になることがございます。
浮気をされた、パートナーに裏切られたという経験を持つ方もいらっしゃるでしょう。そういった内容である場合には、ご依頼者様にとって様々な感情が伴いますため、このような場面で必要な心の準備という点でのポイントについてお話ししていきます。
依頼された方にとって浮気調査を依頼してから調査報告の日が来るまでは、なかなか落ち着いた態度で通常通りの生活を送っていくことが難しいかと思われます。
しかし、相手にバレてはいけない、という気持ちから警戒心を持ってえば、どうしてもぎこちない対応になってしまうものです。
そういった態度は相手に勘づかれる原因になりうるため、調査の弊害になってしまうこともあり、調査結果として真実を知るための確実な結果が得られないことにもつながりかねません。そのため、ご自身の調査中の振る舞いも十分に気をつかわなければならないのです。
このように、調査を依頼する側としても細心の注意を払う必要があり、証拠をしっかり抑えるための条件の一つと言えるでしょう。
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