探偵による浮気調査 実例④

探偵による浮気調査 実例④

前回までのあらすじ。

 

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青木ちなつ探偵調査に、専業主婦の依頼者から 夫が会社の取引先の接待で北海道の札幌へ行くと告げられが自宅の夫婦共有パソコンに『札幌ツアー』の確認メールが返信されていたのを発見。

 

そこには、同級生でもある夫の会社の社長と見知らぬ女性2人の名前があった。間違い無く不倫グループ旅行だと確信した妻は早速、飛行機往復の便名の情報を持って浮気調査依頼。

 

青木ちなつ探偵調査の運営会社オフィス青木クルーの取締役である、青木とベテラン探偵、梅田調査員、若いがその生まれ持っての探偵センスを持つホープ中村の3名で、調査に出発。

 

第一関門の新千歳空港から、不倫グループとのレンタカーを借りる速さの競争は以外に問題無く乗り越えた探偵達・・・。

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不倫グループ達を乗せた、空港バスが走り出した。それを中村が運転する毒蛇色のレンタカーが追う。

 

新千歳空港から札幌の市街地までは概ね1時間。そこまでの道路は結構広く、車の速度も全般的に早い。基本的にこういった大きな道路で、バスを追うのはそんなに難しいことでは無い。この毒蛇色のレンタカーでも然程気にならないほどスムーズに尾行する。

 

 

終点の札幌までの間、何カ所か乗降するバス停がある。この時に

 

「終点の札幌まで行く」という決めつけが、どこかで探偵達の油断を誘うことは、言うまでも無く探偵達は分かっているので、バス停で停まるたびに降りる客をしっかりと監視し。後部座席の梅田が確認して、

 

 

「降りてません」と声をかける。以前にも少し書きましたが、車で車を追う『車両尾行』は運転手の視界以外のところを同乗している探偵達が確認し、あたり前に分かっていることでも、声に出すことによって。<<今、ここ>>の状態を共有することが大事。

 

 

「これぐらいは分かるだろう」と思って声に出さないと、座っている位置によって探偵全員の視野は違うので声かけは大事な作業。

 

そうこうしているうちに、札幌の終点バス停に空港バスが到着。青木と梅田が後部座席からゆっくり降りて、お互いの距離で定位置に付く。これは、阿吽の呼吸で誰が指示するわけでも無かった。

 

 

バスから他の乗客に紛れて降りて来る不倫グループ達4名。シッカリと青木と梅田のカメラが回る。札幌まで探偵が付いてきているなど知る由も無い不倫グループ達は、談笑しながら歩き出す。そこを絶妙の間でそれぞれ尾行する青木と梅田。

 

 

探偵あるあるで、徒歩尾行している間も要所でカメラを回すのだが、青木がビデオを回しながら反対車線を歩く梅田の方をフッと見ると、梅田もカメラを回している。徒歩尾行中にカメラを回すタイミングや狙うポイントは一緒。

 

 

調査車両を運転する中村は、いつタクシーに乗られても大丈夫な様に青木達より若干遅れてゆっくりと車を進行させている。

 

まず常套としては、ホテルにチェックインしてから着替えて食事。と、なるだろうがまだ時計の針は15:00を回ったところ。とにかくそこはあまり気にせず、ただ見逃さず見つからず尾行に専念する。少しの気の緩みが大きなアクシデントに見舞われる体験を何度もしているこのベテラン探偵達は、絶対に気を抜くことは無い。

 

 

それにしても、結構な距離を談笑しながら歩く不倫グループ達一行。途中でコンビニに入ったり、先に2名だけ出て来てコンビニ前で話してたりと、ゆったりしている様子。

 

 

少し大きめの交差点を渡って、30mほど歩いたところにビジネスタイプの洒落たホテルの看板が見える。そのホテル手前になると、不倫グループ達の足の向きと視線がそのホテルの看板の方を微妙に向いていのを感じ、青木と梅田 両探偵はカメラを起動させる。

 

 

予想通り、4人の不倫グループ達はそのままゆったりとホテルに入って行く。反対車線を歩いていた梅田はもう、ホテル正面玄関からカメラを回している。青木は後ろ姿をシッカリと撮っている。

 

 

ホテル玄関に入って行く様子を撮った後、そのまま青木と梅田は数分遅れでホテル内に入った。

 

 

ホテル正面玄関から入ると、チェクインカウンター。つまりホテルロビーはエスカレーターで、2階にあるらしく少し細目のそのエスカレーターを上がって行くようだったので、青木が先にエスカレーターに乗ってホテルロビーに入ると結構狭い空間で2セット置いてあるソファーに不倫グループ達は陣取っている。

 

 

青木が上がって直ぐに不倫グループ達を確認すると、なぜか全員一斉に青木に視線を向ける不倫グループ達。ここで少しでも動じたら負け。素人の場合つまり、探偵に依頼せずに友人にお願いしたり、ホヤホヤのポンコツ探偵の場合には思わず振り返って何処かへ姿を消す。この時には相当動揺しているので、そのまま不倫グループ達に『怪しい男』と認識され覚えられてしまう。

 

 

青木ほどの熟練探偵にもなれば、こう云った状態になった時、どういう所作をするかは身体が覚えているので、逆に不倫グループ達の方に視線を送らずに接近し、もうひとつのソファーで後ろ向きに座る。

 

そして、近くのガラスに映る不倫グループ達の様子をそっと見ると、青木に対しての不信感どころか興味が全くないことを確認する。

 

 

その後に梅田が上がって来るが不倫グループ達は梅田には関心が全く無い様子だったので、梅田はそのままロビー奥にある、カフェに入った。

 

 

よくよく観察していると、本命で依頼者の夫。つまり専務が、チェクインカウンターで手続きをし出した。チェックインカウンターでは3名分の受付があったので、青木はその左横に行きチェクイン手続きをする体裁で、不倫グループ達の部屋が聞ければと、本丸の対象者の横のカウンターで手続きをする。

 

 

最初は、絶対空いて無いであろう、ムリ難題を言ってそれをフロントのお姉さんが調べている間に右耳を立てる。

 

「今日シングル5部屋取れますか?」

 

「本日ですか、少々お待ち下さい」と言ってパソコンをカチャカチャし出すお姉さん。

 

「ハイ、ご用意出来ます」と、以外な返事を約1~2分で回答された。まだ、隣では何だかんだと不倫グループ達の名前や住所を書きこんでいるので、部屋番まで特定出来ていない。

 

 

そこで青木は

 

「全て禁煙でしょうか?」と、これまたムリっぽい注文を出す。

 

「少々お待ち下さい」と言って、お姉さんが再び立ったままパソコンをカチャカチャしだした。

 

しばらくしてお姉さんは、

 

「お客様、禁煙は3部屋ご用意出来ますが、後2部屋は喫煙になります」

 

と、申し訳そうに言う。

 

その時まだ、隣の対象はモタモタしている。しかし、記入するのに必死なので青木には一切興味を示していない。

 

青木は時間を稼ぐ為に

 

「それなら、何部屋かツインにして全部禁煙に出来ませんか」と注文する。

 

同じようにフロントのお姉さんは、笑顔で、

 

「少々お待ちください」と言って、またパソコンのキーボードを叩く。これには結構時間が稼げた。

 

その時、対象は全ての段取りを終えたのか、青木の方に視線を向けた。

 

探偵による浮気調査 実例⑤に続く

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