実例 探偵による夫の浮気調査 東京編②

実例 探偵による夫の浮気調査 東京編②

そうして、調査の日がやってきた。今回の調査は定額制では無く、時間課金での契約。それは、ある程度、夫が浮気(不倫)をしていそうな日を、裏付けのある想像が出来ることで、全て依頼者さんの勘が当たっていれば、早期決着が出来そうなので、そう計算すると、1時間調査員3名(1名4,996円+3名)毎時14,999円(小数点が出る為1h15,000円)外泊が無く終電で帰って来るのであれば、調査時間も短く済むし。依頼者さんがお持ちの証拠を照らし合わせれば、ラブホテルならば出入りを1回撮って、浮気相手の女性の名前と住所を特定し、弁護士さんにもお伺いを立ててOKが出れば、30万円前後で、裁判になっても負けない報告書が出来る可能性が高いことも有り、時間制の方が合理的であるためそれを選択された。しかし、依頼者さんの勘が外れた場合には定額制よりも増えてしまうリスクも説明して、相談員とジックリ話し合いをした結果、この契約に至った。

 

実は、時間課金制は我々探偵事務所にとっては、利益は薄いが(他社の様に高額な場合は別)絶対に会社が損をしない制度なのです。それは、調査時間と必ず比例して薄利ながらも利益は出る様になっているからでリスクが無い。リスクを云うならば、絶対にミスは許されないと云うことではあるが、普通に調査対象者が浮気をしていれば余程なアクシデントが無い限りミスは起こらないので、この時間課金の方が無難な契約となるのです。

 

その点、定額制で値段を一定にすると、中々思う様にご主人(夫)等、不倫カップルが動いてくれないと時間ばかりが延々と過ぎてしまい、さすがに赤字は稀であるが、過去に大赤字になったことも実際にありました。その変わり、メリットとしてはホントにリズム良く1~3日で済めば、それなりの利益は出るものの、調査はそんなに単純なものでは有りません。大抵、契約金額の半分程度は、係る経費で失われてしまいます。

 

貧乏探偵事務所の愚痴はこれくらいにして、本題に戻ります。

 

先にも書きましたが、先ずは予備調査。朝5:30分に事務所を1台の車で3人の探偵が東京足立事務所をスタート。朝のラッシュ時を避ける為、少し早目にスタートするのが探偵の常套。渋滞に巻き込まれて現場に着いたは、調査対象者である夫(旦那)は、もう出た後・・。なんてことになると洒落にならないし、早めに着いて自宅付近の張り込み場所等を入念にチェックする。

 

現場は東京の目黒区。夫(旦那)が自宅を出るのが7:45分前後との情報。相談時にグーグルのストリートビュウで見た感じよりも、少々狭いが絶好の張り込み場所を見つけた。車に乗っていても自宅玄関が見える場所なので、3名の探偵は7:30分頃まで、待機。その間に予めコンビニで仕入れた、簡単な軽食とコーヒーを飲みながら、玄関先を注視する。以外な展開で早く出て来られても、車から飛び出せば十分な場所だった。

 

7:30分を過ぎた頃に2人の探偵が車を降り、角々でスマホを操作している振りをしながら、夫(旦那さん)が出て来るのを待つ。7:50分。夫(旦那さん)が出た。車に乗ったままの探偵が、インカムで「出た」と通電。2人の探偵は例の如く、インカムのスイッチを「パチパチ」と2回押す。(得てして調査対象者は情報よりも少し遅く出て来る傾向がある意味は不明)

 

調査車両は直ぐに会社方面へと向かう。尾行班は朝の通勤者達に紛れて、夫(旦那さん)を静かに尾行し、夫(旦那さん)が、大森町駅改札に入り、電車を乗り継ぎ二子玉川駅で下車。通勤者に紛れ込んで追う探偵。

 

会社までの少し登坂になっているところの左側にローソンが有り、そこを曲がったところがローソンの出入り口だったので調査員は、何を購入しているか特定しようと曲がった途端。夫(旦那さん)がローソン前の喫煙所でこちらを向いてタバコを吸っていた。目が合った。「オットット!」と思いながらも何食わぬ顔でローソンに入る探偵。

 

簡単な様に思うかも知れませんが、ここが熟練探偵のなせる技で、ポンコツ探偵や素人の方はここで、固まってしまい、不自然な行動に出る。例えば、ビックリした表情で、そのまま踵を返しその場を去りながら、何度か夫(旦那さん)の方を振り返ってまたぞろ、目が合うと云う行動に出てしまいます。朝の通勤時のひとコマですので、多少は大丈夫ですが、勘の鋭い調査対象者であれば、何かを感じ取られてしまうことも無きにしも非ず。だって、自分は不倫をしていると云う罪悪感があるのだから。

 

そうこうしているウチに、タバコを吸い終わった夫は何喰わぬ顔をして出勤。入って行った出入り口を確認し、他の出入り口等を見て周り、ひと段落した頃。調査車両が会社に到着して予備調査終了。これで、夫(旦那さん)の顔、髪型、歩き方、鞄、後ろ姿を頭に叩き込めた。本調査へ向けて万全の体制が出来上がった。 何しろ、時間課金の調査だけに見過ごしや人間違いは絶対に許されない案件。これで退社時を狙って大勢出て来る社員の中から見つけ出す作業に不安は無い。

 

その3日後、調査主任のところに依頼者から連絡があり、

依頼者「スケジュールが書いてある手帳を主人が紛失したらしく新しいものも買って無いみたいなんです。最近、スマホにハマっていて、どうもそこに書き込んでいるみたいなんです」

 

調査主任「スマホの暗証番号は分からないですか?」

 

依頼者 「全く分からないんです。昨夜も夫が眠っている間に何度か試したのですがダメで・・・」

 

調査主任「ん・・。分かりました、成功するかどうか分かりませんが一度こちらでチャレンジしてみます」

 

そんな会話をした翌日、調査も兼ねて会社前に定時の17:30分前に調査員3名が到着。18:20分過ぎに夫(旦那さん)が同僚と思しき連中に混ざって出て来た。この夫(旦那さん)は黒ぶちメガネをかけていて、少しだけ右側が下にずれているので、判別に時間はかからなかった。

 

2人の尾行班探偵がその人混みに混じって、尾行開始。この季節は暑くも無く寒くもなく、探偵だけでは無いにしろ暫しの調査日和な季節。

二子玉川駅へ向かう夫(旦那さん)が自宅方面行き電車が来る方のホームに並んでいる。ひとりの探偵がその真後ろに並ぶ。素人の方は「そんなに近づいてもいいの?」と、思うでしょうが。毎回、同じ対象者にそんなことは出来ませんが、一般の方でも電車のホームに並んでいる時、後ろや前に他人っていますよね。昨日の朝。もっと云えば今日の朝、列に並んで居た人。電車の中で横に座った人のこと覚えてませんよね。人混みは基本的に人間も『風景』のひとつなのです。

 

それから、電車に乗り込み身体が夫(旦那さん)に当たる程の真後ろに着いた。そして、ポケットの中であらかじめ、夫(旦那さん)のスマホの番号を押せばかかる様にセッティングしてあった発進ボタンを押した。電話が鳴っているのに気付いた、夫(旦那さん)が混んだ電車の中、不自由な様子でスマホを取り出した時に、切る。その場は一旦、スマホをポケットに戻したが、すかさずもう一度かけて3コール程度で切った。

 

またも、夫(旦那さん)はスマホを取り出し、着信を見る為にスマホの暗証番号を入れ始めた。探偵は予め用意した超小型ビデオ(手の中にスッポリはいるUSBメモリー程度の大きさ)カメラで、後ろから暗証番号を打っているところを撮影。暗証番号をゲットした。

続きは、実例 探偵による夫の浮気調査 東京編③へ・・・。

 

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