実例、浮気調査 東京編③

実例、浮気調査 東京編③

車は、大通りに出。普通に依頼者の自宅、つまりこの家族の自宅方面へと走る。このまま送って行くと云うのが普通ではあるが、そこで決めつけてしまうことがトンデモナイ失態に繋がる。車両尾行は、特にこの真夜中の車の少ない状態の中では少々邪魔くさいので、自宅に先回りというか。厳密に云えば自転車を置いてあるコンビニ前で待つのが合理的ではあるのですが、何度もこの情報ブログに記して来たように、他人の考えている頭の中などホントに分かりません。

ひょっとすれば、今からラブホテルに向かうかも知れないし。お腹が減ってコンビニに2人で行き、また浮気相手のアパートに戻る場合もあれば、ファミレスで食事をすることや。もっと云うとどこか暗い場所に車を停めて車内でゴニョゴニョするやも知れないのです。だからこそ、勝手な想像で動いてはならないことを理解するのは、色々な失敗を重ねた探偵の調査力なのです。

車両尾行の際にワザと信号待ちで、浮気相手の車両の横に停めたり少し前に出たりしながら、両名の顔もシッカリと撮る。ただ相手が警戒度MAXな場合にはそんなことをせずに、先回りしたりゆっくりと車両尾行だけに徹したりはその時々のTPOで判断します。決していい写真を撮りたいからと言って、なんでもかんでも撮れば良いと云うものでは無く。下手すると気付かれてしまうので、そこは経験から来る『勘』任せとなります。

そして、その浮気相手の車両は普通に自転車を停めてあったコンビニ前で停車。妻は助手席から降りて浮気相手の車両はそのまま出発。妻の方はコンビニ前の小学校正門前に停めてあった自転車に乗って走り出すところを撮った後、コンビニの駐車場に停めてあった、折り畳み自転車で自転車担当の調査員がその後を追い、自宅に入って行くところを撮影し、その日の調査は終了した。

これが浮気相手の自宅では無くラブホテルであれば、いいのですが妻が出て来た時間が夜中の2:30分くらいと言うのが微妙で宿泊と言う概念とは少々違うのかも知れない。そうすると、「何時に帰宅すると宿泊?」「朝返り」となるのでしょうが。冬と夏では日の出と日の入りが概ね2時間程度違うのも有りますが、アバウトな表現では有りますが。新聞が配達されているか否かの判断で良いのかと私は思って居ります。

ですので、今回の3時帰宅は、ギリギリのラインなので、これだけをもって『不貞行為』を立証するのは少々ムリが有りますので、もう1~2度は必要ですし、そうすることによってこの相手との継続性も同時に立証出来ます。3時帰宅はまだ、『不貞行為』の立証には至らずとも2度3度撮ることによって、認定はされますが。これが、昼間。それも1~2時間の滞在となると、5~6回は撮らなければなりません。5回も6回も調査をすれば、ひとつの不倫に付随するもの。例えば、食事を共にしているだとか、手を繋いでいるだとか。キスをしているところ等が必ず『オマケ』的に撮れますので、それでOKと言うことです。家庭内では完全にOUTでしょうが、イザ法律と言う壁が立ちはだかるとなかなか邪魔くさいことになります。

相手側が素直に認めてくれる場合も有りますが、裁判で勝てる報告書となると、そこは相手側の弁護士の思考に立って考えないと、負けてしまいます。ただの夫婦間の喧嘩だけで済ます目的ならばこれひとつだけでも大丈夫なのでしょうが、浮気相手に慰謝料請求をするとか、離婚がしたい場合にはこれだけでは難しいのが現在司法の考え方です。

 

話しを調査現場の方に戻しましょう。

それから数回。妻のパート日に合わせて調査を敢行しましたが、夜中には動かないことが分かり無駄に時間を使うのも勿体無いので、夕方からピンポイントで調査することを依頼者さんと決め、最も怪しい日に絞ることにしました。そして1週間後。

「今日は17時頃におそらく行くと思います」と、本案件調査主任に依頼者さんからLINEが入る。前回と同じくらいの時間。前回と同じ調査員3名が同じ場所で、同じ形態で調査準備をして張り込んだ。今回は、依頼者さんが自宅に居ないので、出る出ないの連絡は無いが、そこは然程 問題はなかった。

19:20頃、妻が自宅から出て自転車を乗る準備に入った。調査員は全員、目視で確認出来ていただろうが念の為にインカムに「対象でます」と通電。調査員同士のハウスルールで、意味が理解出来た場合。マイクのスイッチを2回「ブツッ・ブツッ」と鳴らす、2名からその信号があれば理解出来ていると云うことになる。

前回と同じ様に、調査車両の後ろをスーと過ぎて行く妻。それを一拍置いて追う自転車担当調査員。今度は慌てることなく調査車両は、自転車担当調査員からの通電を待つ。しばらくして、自転車担当調査員から「この前のコンビニの方向です」と通電。調査車両はゆっくりとコンビニ前へと向かう。

自転車担当調査員からマメに曲がり角を曲がる度に報告が入る。ここは、調査車両は先回りしてコンビニ前に行くのが適当であると判断し、コンビニ駐車場に先回りし、車から降りてコンビニの中に入って妻を待つ。「後1分ほどでコンビニに到着します」と通電があり、その通りに妻の姿を確認。前回同様、自転車をコンビニの向かい側、小学校の正門前に停め、コンビニに入って来る妻。何点か買い物をした後、雑誌を見ながら浮気相手を待っている様子が窺える。

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